福井の行政書士は本当に多い?数字で読み解く現状
― 数字は、いつも正しい顔をしている ―
最近、
新聞を開いても
広報誌を見ても
ネットニュースを見ても
統計データが、これでもかと目に飛び込んできます。
出生数、人口動態、前年比、合格率。
数字は静かで冷静で、いかにも正しそうです。
そんな中、ある2つの数字が目に留まりました。
令和7年の福井県の出生数「4,570人」。
行政書士試験、福井県合格者「32人」。
人口が4,570人増えて・・・
行政書士が32人増えた・・・
目の前に数字が2つ並べば、人はまず割ります。
4,570 ÷ 32 = 約150
約150人に1人が行政書士試験に合格。
……なんだ?
この巷に行政書士があふれ返っているような比率は。
2つの数字を見た瞬間、そう思ってしまいました・・・
視点を変えて、別の角度からも見てみる
福井県の情報(リンク)
受験者数は223人
・・・合格者32人
合格率は 約14.3%。
人口150人に1人が合格・・・
受験者7人に1人が合格・・・
こうして数字を重ねていくと、
知り合いの知り合い
を辿れば、必ず一人は合格者がいるような気がしてきます。
人口の少ない福井県ならなおさら。
地域のちょっとした集まりに顔を出せば、 すぐに行政書士が見つかるような、そんな密度に感じてしまいます。
でも、本当にそうでしょうか。
別のデータも見てみた
全国合格者数は約7,000人。 福井の32人は、そのうち約0.5%弱・・・
今度は急に「ごく少数」に見えてきます。
さっきまでの「あふれている感」はいったいどこへ・・・
少し頭を冷やしてみよう
「合格者数」=「開業する人数」ではありません。
合格しても開業しない人もいる。
毎年、閉業する人もいる。
そして何より・・・
出生数と合格者数の比率を出して、どうするんだ!!
勢いで割って、勝手に驚いていただけではないか。
数字は正しかった。
ただ、その「組み合わせ」が問題だった。
ここから言えること
統計は強力です。
客観的で、説得力があり、疑いにくい。
それゆえに、組み合わせ次第で印象はいくらでも変えられる。
今回の話は、 数字の並べ方ひとつで景色が変わるという、ちょっとした数字のいたずらでした。
計算する前に、 その数字同士は本当に比べる価値があるのか、ほんの少し立ち止まらなければいけなかった。
それだけで、見えるものが変わるのだから・・・
自戒を込めてお送りしましたm(__)m
最後に、ひとつだけ確かな事実をお伝えします。
福井県の行政書士の数は340人、東京都は8,440人です。
これも数字のいたずらですよ。
少ないと思われたでしょうか、それとも・・・
「いつか行政書士にお願いしよう」と思ったとき、いざ探してみると、理想の相談相手が見つからない・・・
というケースは少なくありません。
行政書士業界は平均年齢が高く、ネット上での柔軟なやり取りに慣れていない事務所も、実はまだまだ多いのが現状だと思われます。
当事務所では、福井県内はもちろん、全国どこからでも、ご相談いただくことが可能です。
ライン公式による双方向コミュニケーションなどを通じ、ネットで完結できる仕組みを整えています。
文章の起案や数字の組み合わせに時間をさけない方も、
「わざわざ事務所まで行くのは・・・」という方も、
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どうぞ気兼ねなくご連絡ください。
膨大な情報のなかで、数字の組み合わせや正しい判断に迷ったときこそ専門家を頼ってください。
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ご連絡、お待ちしております。

みみずくの「みみこ」です。
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