時代はAI?行政書士はもう不要?「ふくいDX加速化補助金」で検証してみました
「AIに相談したら、行政書士に頼まなくても補助金申請ができちゃうんじゃない?」
AI時代、そんな風に思ってもおかしくないですよね?正直、私もそう思わなくもない気持ちでした。AIの進化は目覚ましく、簡単な情報ならすぐに手に入る時代だからです。
そこで、今回は「ふくいDX加速化補助金」をテーマに、AIがどこまで使えるのか、行政書士に依頼するメリットは本当にあるのか、実際に実験してみました。
AIは補助金申請の「流れ」をすっかり教えてくれた
まず、AIに「ふくいDX加速化補助金」の申請手続きについて尋ねてみました。すると、驚くほど丁寧に、申請の流れを行政書士の業務手順として示してくれました。
(以下見出し以外省略)
行政書士が行う業務手順(ふくいDX加速化補助金)
- ① 事業者ヒアリング・要件確認
- ② GビズIDプライムの取得支援
- ③ 事業計画書等の書類作成支援
- ④ 書類の整合性チェック
- ⑤ 提出方法の選定と準備
- ⑥ 審査対応支援
- ⑦ 交付決定後の事業実施支援
「なるほど、AIはここまで教えてくれるのか・・・」
正直、この情報だけで「よし、やってみよう!」と思ってしまう方がいてもおかしくありません。お金もかからないし、手軽に情報が手に入ったことは大きな魅力です。
AIが教えてくれなかった「落とし穴」
しかし、ここで一つ大きな問題が浮かび上がりました。AIは、補助金申請の「手続き」は教えてくれても、その後の「留意事項」については触れてくれなかったのです。
この「ふくいDX加速化補助金」には、いくつかの重要なルールがあります。
- 事業完了後、3年間は毎年報告義務がある
- 県などが主催するセミナーで、事業の成果を発表する義務がある
これらの情報を知らずに申請してしまうと、後で「聞いてない!」と困ってしまうことにもなりかねません。しかし、AIはこれらの重要な留意事項を教えてくれませんでした。
しかしさらにです、もっと致命的な問題があります。私が試したAIは、この補助金が「すでに今年度の募集を終了している」ということに触れなかったのです。
AIの提示する情報だけを鵜呑みにして、一生懸命に申請準備を進めていたとしたら・・・いやいや、考えないでおきましょう・・・
行政書士に頼むことの本当のメリットとは
もちろん、質問の仕方を変えれば、より正確な情報を引き出せるかもしれません。しかし、そこに時間と労力を費やすのであれば、最初から専門家である行政書士に相談する方がはるかに効率的です。
行政書士は、単に申請書類を作成するだけでなく、お客様の事業内容を深く理解し、その上で最新の公募状況や、見落としがちな留意事項、事業実施後についてまで、すべてを網羅してサポートします。
今回AIが提示したのは、あくまで「一般的な」流れでした。しかし、補助金申請は個別の事業に合わせた対応が必要です。私たち行政書士の存在価値はそこにあると考えられます。
「AIに頼めばいいや」と思いがちな時代だからこそ、本当に必要な情報を見極め、お客様の未来を一緒に考える専門家として、私たちは全力でサポートします。
「ふくいDX加速化補助金」以外でも、補助金に関するご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。



